洲本市健康大学講座での講演

昨年末に洲本健康大学で胃腸の病気についての内容で講演会を行いました。たくさんの方に来場いただき熱心に聞いていただきありがとうございました。当院の開院後の10年間のデータも参考にお話させていただきました(下のグラフを参照下さい。2010年は3か月、2019年は9か月の件数です)。その内容を簡単にお話します。内視鏡件数は12950件で食道がん19件、胃がん92件、大腸がん115件ありました。食道がんの方は、ほとんどが喫煙、飲酒のある方でした。又胃がんの方はほとんどがピロリ菌に関連したものでした(当院で実施した1258件のピロリ菌の除菌についてその成功率や問題点等も説明しました)。大腸がんについては便潜血検査や数年毎の定期的な内視鏡検査をお勧めしました。また機能性ディスペプシアや便秘についてもお話させていただきました。

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