便潜血検査が陽性とでたら
便潜血検査とは大腸癌を見つけるための検査ですので陽性なら精密検査が必要です。
便の中の見えない血液を試薬を用いて調べます。ポリープや痔でも陽性となることがありますが、癌の可能性もあるため精密検査(バリウムもしくは内視鏡検査)を受けることが推奨されています。
便潜血検査は簡単ですがすべての大腸癌で陽性になるわけではないことが欠点です。進行癌で5~10%、早期癌で40~60%が陰性になるともいわれています。
大腸癌の可能性がある方(便通異常や下腹部痛などの症状のある方)は、便潜血検査ではなく最初から大腸内視鏡検査をうけることをお勧めします。