呼気中13CO2分析装置

ピロリ菌の感染診断には、迅速ウレアーゼ試験、鏡検法、培養法、抗体測定(血液、尿)、尿素呼気テスト、糞便中抗原判定等があります。

そのうち迅速ウレアーゼ試験、抗体測定(尿)は院内で実施可能で即座にピロリ菌の有無が判定できました。しかし除菌判定(除菌が成功したかどうかの判定)には尿素呼気テストが推奨されており、一般的には外注し、翌日~翌々日にその結果を説明します。

当院でも今までそのようにしていましたが、今回POCone(呼気中13CO2分析装置)を導入しました(島内初)。この機器で約20分で除菌判定ができるようになりました。